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声優の専門学校は『確実な実績』で選ぶべき!就職率90%超えのカラクリ!

声優専門学校は『確実な実績』で選ぶべき!就職率90%超えのカラクリ!
「なるべく声優になれる確率が高い専門学校に行きたい!」

と思いますよね。

その場合、気にするべきは『確実な実績』です。

確実な実績と言うのは

  • 活躍している人が卒業生にいるのか
  • 卒業と同時に事務所に所属した人がどれくらいいるのか
  • 所属とは行かずとも特待生として養成所に合格した人がいるのか

といった点です。

実はこの辺りの実績に関しては、専門学校のホームページや資料を見るだけではわかりません。

専門学校のホームページや資料に書かれている『就職率90%』みたいなのもアテにならないことが大半です。

一番声優になれる確率が高い声優専門学校を選ぶために大切なことについてお伝えしていきます。

就職率90%のカラクリ

声優専門学校の就職率90%のカラクリ!
まず、声優の専門学校のホームページや資料でよく目にする

  • 就職率90%
  • 業界進出率100%

みたいな数字に関してです。

この数字を見ると、

「この専門学校に行ったらほぼ100%声優になれるんだ!」

と思ってしまいがちですが、これにはカラクリがあります。

実はこの就職率の中には、事務所へ所属できた人だけではなく、養成所へ進んだ人もカウントされているのです!

声優の養成所の中には経験者で上手い人しか入れないところもありますが、ほとんどの声優養成所が『未経験者でもOK』としています。

つまり、誰でもOKの養成所に進んだ場合でも進出率や就職率、合格率にカウントされている状態です。

就職率100%の専門学校に行ったからといって100%近い確率で事務所に所属できるというわけではないのです!

だからこそ、声優の専門学校を選ぶ時にはホームページや資料に書かれていない裏事情まで知る必要があるのです。

見るべきは声優さんが直所属しているかどうか

 見るべきは声優専門学校から直接声優さんが事務所に所属しているかどうか
その専門学校が良い専門学校かどうかを見分けるために特に大切なのが

専門学校卒業後に直接事務所に所属している人がどれくらいいるか

という点です。

専門学校の卒業生として、誰でも知っているような声優さんの名前をズラーッと掲げている専門学校もありますが、多くの場合

  1. 専門学校を卒業
  2. 他の声優養成所に入り直す
  3. その声優養成所から事務所に所属

という段階を踏んでいます。

つまり、専門学校が良かったから声優になれたのではなく、その後に行った声優養成所の指導が良かったから声優になれた可能性が大だったりします。

特に、専門学校を卒業した後に進んだ声優養成所が大手で有名声優さんをたくさん出している声優養成所の場合は、その可能性がとてつもなく高いです。

だからこそ、良い専門学校を選ぶためには

専門学校を卒業した時点で、実力が認められ、どこかの声優事務所に所属した人がどれくらいいるのか

をきちんと見る必要があるのです。

声優専門学校のホームページや資料にはそういったことはまったく書かれていません。

自分で調べる必要があるのです。
(当HPで専門学校別に有名声優さんがどういった流れで所属まで行ったのかわかる限りまとめています)

特待生合格も評価できる

 声優専門学校から声優養成所への特待生合格も評価できる!
基本的には、『直所属』を何よりも重視すべきですが、大手の養成所への『特待生合格』が多い学校も評価できます。

これは、特待生で受かるということはそれだけ基礎や応用が身についているということに他ならない=専門学校の教育が良かったと言えるからです。

ただ、声優養成所によってはほとんどの人を何かしらの特待生合格(入学金免除、1万円割引など)という形にして、

「せっかく評価されてるんだからこの養成所に通わないと勿体ない!」

と思わせて、才能のない生徒からお金を巻き上げるところもあります。

なので、単なる特待生合格ではなく、誰もが知っている事務所付属の養成所(日ナレ、青ニ、81アクターズスタジオなど)への特待生合格だけを評価すべきです。

卒業生のボイスサンプルもよく聞いて

声優専門学校の卒業生のボイスサンプルも参考になる!
また、卒業生のボイスサンプルも専門学校の良し悪しを判断する材料になります。

専門学校から直所属する人の中には、声優としての演技などが評価されたのではなく、顔が可愛いから合格した、というパターンがあります。

特に声優事務所への所属ではなく、アイドル系への所属が多い専門学校は注意してください。

顔に自信があるのであれば、一つの選択肢としてそういった専門学校に行くのもアリですが、演技が下手で顔が可愛い人ばかりが直所属になる専門学校は「演技の指導が下手くそ」ということの証拠でもあります。

なので、

「直所属した人が結構いるみたいだけど、あんまりアニメとかで名前見ない人だな」

と思う場合は、その人の事務所のボイスサンプルも聞いてみましょう。

大手事務所への所属率と卒業生が有名になっているかも大事

 声優専門学校からの大手事務所への所属率と有名な卒業生さんがいるかどうかも大事
また、良い専門学校かを判断する基準として

  • 大手事務所への所属率
  • 卒業生が有名になっているか

の2つも大切です。

中には所属率が高くても、聞いたこともないような名前の事務所への所属ばかりというパターンがあります。

基本的に、小さい事務所にはあまり仕事が回ってきません。

たまーに小さい事務所から有名になる人もいますが、かなり稀です。

しかも、中には『形だけ所属させた上にお金まで取る』という悪質な事務所もあるくらいです。

基本的に声優として成功したいのであれば、大きな事務所に入ってオーディションをたくさん受けて、当たり役を取り、事務所にプッシュしてもらう必要があります。

なので、いくら直所属率が高くても、名前も聞いたことのないような事務所ばかりに直所属している場合は、評価を下げる必要があります。

専門学校入ってすぐのデビューは次元が違うので注意

 声優専門学校に入ってすぐのデビューは参考にならない!
たまに専門学校に入ってすぐに何かしらのオーディションでグランプリや準グランプリを取って所属というパターンがあります。

そういった生徒を『卒業生』として実績に載せている専門学校も多いですが、このパターンはその人の持っていたポテンシャルや才能がケタ違いなので専門学校の良し悪しを判断する参考にはなりません。

その上、外部のオーディションからの所属と言うことは、その専門学校の業界のコネやパイプとは全く無関係のため、本気で参考になりません。

専門学校で学んで成長し学校から直でデビューしてることが大事!

良い専門学校と言うのは

  • 生徒を育てあげる力がある
  • 業界とのパイプが太く直所属率が高い

の2点をクリアしている専門学校のことです。

どちらかでも欠けているようなら、それは良い専門学校とは言えません。

「なるべく声優になれる確率が高い専門学校に行きたい!」

と思うのであれば

直所属で活躍している卒業生がたくさんいる専門学校

を選ぶことが大切です。

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